泡までしっかり色濃い。世界一赤いロゼ・シャンパーニュ
ルネ・ジョフロワのロゼをグラスに注ぐと、ほとんどの人が驚きます。なにしろ泡が真っ赤に染まるほどの濃いロゼ! この濃い色調を出すには、醸造の仕方に違いがあります。
一般的に白のベースワインに赤ワインをブレンドすることで色をつけてロゼ・シャンパーニュを造りますが、ルネ・ジョフロワは黒ぶどうをしばらくそのまま置いておくことで、果汁に皮の色を漬ける方法を取っています。実はこの方法はセニエ法といって、とても難しい醸造法なんです。
というのも、シャンパーニュは完成するまでにとても手間隙がかかるため、最終的には元の色がかなり薄まります。最初の段階で色を出しすぎればぶどうの渋みや皮のエグ味が出てしまいますし、薄すぎれば完成時にはロゼ色が全くなくなってしまうなんてことも……。セニエ法はよほど自信のある造り手しかチャレンジできない造り方なんですね。
ルネ・ジョフロワの本拠地は、シャンパーニュ地方でも一番最初に収穫開始宣言が出されるキュミエール村。つまり、日照量に恵まれているんです。
色付きが良く、芳醇でフルーティーなぶどうが収穫できるおかげで、フルーティな香りや味が造られます。フルーティでボディがあり、他に類を見ないほど美しい色をしたルネ・ジョフロワ。我が家では何かお祝いごとがあればこのシャンパーニュをいただきます。春の定番、歓送迎の贈り物にもピッタリですよ。 |