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2つの有名な村に挟まれたために見落とされてきた銘醸地、モレ・サン・ドニ村 モレ・サン・ドニ特集
モレ・サン・ドニ特集
モレ・サン・ドニ特集 20世紀半ばまで見落とされてきた銘醸地
デュジャックを飲まずしてモレを語ることなかれ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
 

モレ・サン・ドニを世界のスターにしたデュジャック

モレ・サン・ドニといえばデュジャック、デュジャックといえばモレ・サン・ドニ。このワインを飲まずしてモレ・サン・ドニは語れません。逆にこのワインを飲めば、モレ・サン・ドニがわかると言っても過言ではありませんね。

ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニーという2つの有名な村に挟まれているため、モレ・サン・ドニ村は1960年代ごろまでほとんどのワインがネゴシアンに販売されていました。「モレ・サン・ドニ」と言っても売れない時代だったんです。

それを押しも押されぬ銘醸地として有名にしたのが、ドメーヌ・デュジャック。パリ出身の実業家だったジャック・セイスさんが脱サラ、モレ・サン・ドニを拠点に畑を買い、それまで不遇に扱われてきたワインに命を吹き込みました。

できる限り自然にまかせたワインを醸造し、今でこそ珍しくはなくなったノンフィルター、ノンファイニングという新手法を取り入れ、当時はとても話題になりました。でも、それは単なる話題づくりではなく「テロワールの尊重」だったんですね。

そうして仕上がったモレ・サン・ドニは、これまで表現されてこなかった、モレ本来のテロワールが溢れてくる素晴らしいものだったんです! このワインの登場によって、モレ・サン・ドニ村とドメーヌ・デュジャックは一躍スターダムにのしあがります。

お隣のジュヴレ・シャンベルタンがパワフルで頑丈なワインに仕上がるのに対し、モレ・サン・ドニは濃厚で力強いながらも、もっと柔らかさと繊細さを持ったワインに仕上がります。色の濃さは生産者によって色々ありますが、味わいの共通点は「しなやかさ」。

デュジャックのワインは明るい色からは想像がつかないほどのパワーを持つ味に仕上がっていますが、口に含んだあと、ワインはスルリスルリと喉の奥まで入り込みます。このしなやかさはモレ・サン・ドニ随一。余韻に長く残る果実の風味も素晴らしいのですが、口の中にふんわりと残るきめ細かなタンニンも何ともいえません。

モレ・サン・ドニを知るのに一番手っ取り早い方法は、デュジャックのワインを飲むこと。問題はデュジャックのワインが一般の小売店に並ばないところでしょうか。

パワーが持ち味のジュヴレや、エレガントさが長所のシャンボールとは全く違う、柔らかいながらも決して折れることない、強さを持ったしなやかさ。モレ・サン・ドニの真髄をぜひご堪能下さいね。

デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
 
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
デュジャック・モレ・サン・ドニ・ルージュ
ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
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モレサンドニを影で支える人気ドメーヌのレアラベル

デュジャックやポンソなど、華やかで知名度の高いドメーヌたちに目が行きがちですが、地道にモレ・サン・ドニを支えてきたドメーヌ、ユベール・リニエの1級ワイン。「キュヴェ・ロマン」とつくのは2003年のみです。

村の半分以上(57%!)を1級・特級畑が占めることもモレ・サン・ドニ村の特徴の1つです。これは他の村に比べると驚くべき面積を誇り、いかに村全体がワイン造りに適した土壌を持っているかがわかりますね。

こちらの1級ワインは複数ある1級畑のぶどうの中から、古いぶどう木の果実だけを選んで造られたもの。長い年月をかけて地中深くにおろした根は、モレ・サン・ドニを構成する全ての地層から、さまざまな養分を吸い上げます。

また、古木は若木のような勢いがないおかげで、自然と収穫量がおさえられ、1つ1つの果実のエキスが濃密になります。つまり、モレ・サン・ドニ特有のしなやかさに、地層全てから吸い上げた養分が複雑さを加え、さらに濃厚な味わいまでもが楽しめる贅沢なワインなんです。

「キュヴェ・ロマン」というのは畑ではなく、2003年に他界されたユベール・リニエの若き醸造家、ロマン・リニエさんの遺作を表したもの。他のヴィンテージには記されていない貴重な1本。モレ好きの皆さんは、このワインだけはお買い逃しにならないように!

ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
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ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
ユベール・リニエ・モレ・サン・ドニ・1級・ヴィエイユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ロマン
ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
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年間1〜2樽しか造られない貴重なモレサンドニブラン

モレ・サン・ドニ村といえばしなやかな肢体を持つ赤ワインの名産地ですが、最近「モレは白ワイン向きの土地なのでは?」と噂になっています。まだ生産量はわずかですが、それほどまでに美味しい白ワインが造られるようになったんです。

この村の白ワインを有名にした立役者もまたデュジャックでした。天災によって駄目になってしまったピノ・ノワールをシャルドネに植え替えたことから始まった白ワイン。現在、少量ながらヴォギュエやポンソといった人気ドメーヌも白ワインを生産しています。

イーエックスが白羽の矢をたてたモレ・サン・ドニ・ブラン、はこちらのドメーヌ・デ・ボーモン。1991年にドメーヌを設立したばかりの新しい造り手ですが、毒舌で有名な評論家、ミッシェル・ベターヌさんに「新時代を担う若手」と高く評価されたことで注目を集めています。

このワインは、そんなボーモン家が自家用に造ったモレ・サン・ドニ・ブラン。漁師は釣れた魚の一番美味しいところを自家用に、残りを市場に流しますが、このワインもそんな特別なもの。少量だけ分けていただくことができました。

酸と果実味のバランスが絶妙なこの白ワイン。石灰質を含む泥灰土がむき出しになった畑が多いモレ・サン・ドニだからこそ、蜂蜜のように凝縮した風味をしっかり引き締めるミネラルを持つことができます。これがお隣のジュヴレではふくよかな果実味のボリュームが勝ってしまい、また、反対側のシャンボールではミネラルが強すぎてしまうんですね。

白ワイン向きと言われはじめていても、まだまだ生産量は少ないモレ・サン・ドニ・ブラン。1年に造られるのは1〜2樽だけとのことですから、未体験の方はぜひお早めにどうぞ!

ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
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ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
ドメーヌ・デ・ボーモン・モレ・サン・ドニ・ブラン
見逃せない特級たち
見逃せない特級たち

デュジャックの登場に加え、モレ・サン・ドニを今のスターにのしあげた要因として特級畑の評価が高まったことがあります。

例えばクロ・デ・ランブレ。1981年まで1級だったのですが、品質が認められて特級昇格。これはAOC法が制定されてからはじめての大事件でした。

もう1つはクロ・ド・タールの名声が上がったこと。1932年にモメサン社が買い取り、モノポールとしてワイン造りを始めました。一時期はやった「若いうちから早く飲める新大陸のようなピノ」のワインに嫌気がさした飲み手たちが離れてしまった時期がありましたが、20世紀後半からテロワールを尊重するスタイルに変更し、また名声を取り戻しました。

その他、ブルゴーニュでもっとも長命なワインになると言われるクロ・ド・ラ・ロッシュや、モレ・サン・ドニ村の名前の由来となったクロ・サン・ドニなど、ワイン好きなら思わず喉を鳴らしてしまうような名前が並びます。もしご予算に問題がなければ、ぜひ特級畑もお召し上がりいただきたいですね。

他にもこんなモレサンドニがございます
セラファン・モレ・サン・ドニ1級・レ・ミランド

モレ1級が飲み頃!約10年熟成の1級ミランド

セラファン・モレ・サン・ドニ1級・レ・ミランド1997 (品切れ)

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