ジュヴレ・シャンベルタン村で育った生命力溢れるぶどうを「王者のワイン」にするのに欠かせないのが樽醸造。
樽醸造はとても難しく、ぶどうが弱い時には樽の味しかしないワインになってしまいますから、適度な風味に仕上げるには樽の味に負けないだけの力を持ったぶどうでなくてはうまく行きません。
ジュヴレ・シャンベルタン村で育ったぶどうは、樽に負けないしっかりとした力がありますから、樽醸造と相性がいいんです。
豊富なタンニンと樽の風味が絡まりあった時に生まれる力強さがジュヴレ・シャンベルタンの最大の長所。
グラスに注ぐと底が見えないほどの深い色と、グラスから立ち上るしっかりと主張する香りの強さがあり、思わず姿勢を正してしまう貫禄を感じます。タンニンが強く果実味も濃厚ながっしりしたワインですが、きちんと酸とミネラルのメリハリがある味わいと気品を持ち、王らしい品の高さを感じます。
ナポレオンが愛した王者の風格は、ジュヴレ・シャンベルタン村のぶどうと、樽醸造によって造られるというわけです。 |