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ワイン・ショップ、イーエックス > メールマガジンバックナンバー 2001/07/10

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 eX WINE/イーエックス・ワイン

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 イーエックス・メールマガジン【Vol.015】


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 TEL:03-5726-3470/FAX:03-5726-3471
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【はじめに】

こんにちは、イーエックス・ワインの永野寿子です。やっぱり皆さん花
火という単語とこの季節のせいでしょうか、オフライン・ミーティング
のVol.2へ、とてもたくさんのお申し込みをありがとうございます!

今回は定員数が20名様と少し狭いせいもあるのですが、締切まであと
ほんの少しだけです。ご希望の方がいらっしゃいましたら、お早めにお
問い合わせくださいね。せっかくですから、みんなで楽しみましょうね。

[eX-Offline Meeting Vol.002]
http://www.exwine.net/00000001/party0102.htm


さて、今日は夏、夏、夏、夏、夏真っ盛りのイタリアから、横田ソムリ
エのイタリア・レポートが届いています。どうぞご覧ください。

[eX-Satellites Firenze Vol.002]
http://www.exwine.net/00000001/satellites_firenze_new.htm

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【目 次】

1本1本の紹介をきちんとしたいと思っています。とても長いメールマ
ガジンですから、気になるところを拾って読んでいってくださいね。

1:サテライト・フィレンツェが更新になりました。

2:サテライト・フィレンツェで登場したワイナリーから……。
  ★ピオ・チェザーレ バローロ 1996

3:スペインの「幻」を3本だけ入荷できました!
  ★ドミニオ・デ・ピンガス 1997

4:普段の生活の中にある何気ない夏の香りを。
  ★シャトー・ド・トラシィ プイィ・フュメ 1999

5:不作の1974年の中でも群を抜いてすばらしいパルメ。
  ★シャトー・パルメ 1974

6:チェック!
   次号「イーエックス・メールマガジン」のご紹介。
   コンテンツ更新、レアワイン、スポットワインの予告です。必見!

7:あとがき

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■■1:サテライト・フィレンツェ更新! ■■■■■■■■■■■■

イタリアから横田ソムリエのレポートが届きましたよ! 今回は1人で
も行ける、フィレンツェからキアンティまでのバス観光。確かに同じト
スカーナ内ですから、せっかくフィレンツェまで行く機会があるのなら
行かなくちゃ損ですよね。夏男横田ソムリエのテンションがうつりそう
なレポートです。どうぞご覧ください!

[eX-Satellites Firenze Vol.002]
http://www.exwine.net/00000001/satellites_firenze_new.htm


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■ 2:サテライト・フィレンツェで登場したワイナリーから……。■
■   ピオ・チェザーレ バローロ 1996         ■
■    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ■
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★ピオ・チェーザレ バローロ 1996
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
PIO CESARE Baloro 1996
販売価格:4.500円/商品コード:7602026
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00002898&commandid=045

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■4世代に渡り、100年の歴史を持つピオ・チェーザレ ―――――

     1881年の創立以来、そのスタイルはいい意味で何も変わ
     っていない、と言われるピオ・チェーザレ。当時からこのワ
     インはとても希少価値を持ち、常連のお客様にいつも「今年
     はだめだ」と言わなければならなかったほどと4代目である
     現当主のピオ・ボッファさんは語ります。

     数あるバローロでも、「本物のバローロ」とまで言われるの
     はこのピオ・チェーザレのあるアルバとランゲ地方の最高の
     場所で造られたものだとか。

     力強く香りも豊かでそしてフルボディであるべきだという信
     念を持ち、ぶどうの成熟具合をいつも気にかけ、収穫時期を
     慎重に決定し、房ごとにしつこいほどに選別をされる、この
     ピオ・チェーザレのバローロ。今日の1本目はサテライト・
     フィレンツェの記事内でも紹介されたこのワインです。

     サテライト・フィレンツェの記事もご覧下さい
     http://www.exwine.net/00000001/satellites_firenze_new.htm

■伝統と近代のバランスと融合 ―――――――――――――――――

     イーエックス・ワインはオープンしてから1ヶ月と少しの間、
     たくさんのワインを紹介してきました。

     中にはいくつもの伝統のある造り手もいましたが、私たちが
     常に思うのは、伝統を持つどの造り手も、その伝統と由緒の
     みに固執せず、新しい技術を上手に取り入れ、その融合のバ
     ランスが絶妙のところにとられていることのすばらしさです。

     このピオ・チェーザレのワインもそんなワインのひとつです。

     伝統的な大樽による長期熟成から、バリックと呼ばれるオー
     クの小樽へと変わってきたピエモンテ地方のワイン造りの中
     で、ピオ・チェーザレは両方の利点を生かしています。新樽
     を多用した現代的な味わいにすることを避け、原料となるネ
     ッビオ―ロ種の品種特性を尊重しながら、柔らかくも力強い
     バローロを生み出します。

     常に「最高の品質を追求するんだ」というピオ・チェーザレ
     の情熱が、このワインを数ある「イタリアワインの王バロー
     ロ」の中でも卓越した品質を誇り、非常に高い評価をうける
     ものにしたのは言うまでもありません。

■4代目のピオ・ボッファさん ―――――――――――――――――

     そんな偉大な造り手、ピオ・チェーザレの現当主、ピオ・ボ
     ッファさんを訪ねた弊社スタッフにどんな人だったのかを聞
     いてみました。


     ………………………………………………………………………
     ピオ・ボッファさんはとても紳士的で、たどたどしい私の英
     語も、私の目を見て一生懸命聞き取ってくれようとする人で
     した。専門的な部分は(サテライト・フィレンツェ担当の)
     横田ソムリエに通訳をしてもらいながら話をした中でとても
     印象的だったのは、全てのワインに「このワインならばこん
     なお料理に合わせたいね」と話していらっしゃったことです。
     それだけで力を持ち、その偉大さが世界中に認められている
     バローロも、食卓ではお料理と良さを引き立てあうものでい
     たいとおっしゃる謙虚さのある、言うならば日本人的感覚を
     持っていらっしゃる方です。

     お土産に渡した小さな招き猫のお礼にと、たくさんのワイン
     をテイスティングさせてくださいました。招き猫に興味津々
     でした(笑)。
     ………………………………………………………………………


     すでに説明不要のこの偉大なるバローロと、その代表的な造
     り手、ピオ・チェーザレ社。

     実力のあるワインは若くして飲んでもそのすばらしさは伝わ
     りますし、もちろんこのワインは長命も予期させます。ご自
     宅のセラーで熟成をさせるのもまたひとつの楽しみ方である
     と思います。熟成して価格があがってしまうまえにぜひお求
     めくださいね!

■このワインはこちらから ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ピオ・チェザーレ バローロ 1996
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
PIO CESARE Baloro 1996
販売価格:4.500円/商品コード:7602026
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00002898&commandid=045

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■                              ■
■ 3:スペインの「幻」を3本だけ入荷できました!      ■
■   ドミニオ・デ・ピンガス 1997           ■
■    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ■
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★ドミニオ・デ・ピンガス 1997
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Dominio de PINGUS 1997
販売価格:42.800円/商品コード:7800194/販売本数 3本限定
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00003085&commandid=045

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■ボルドーで見つけた幻のスペインワイン ――――――――――――

     このワインの名前を初めて知ったのは2年前にボルドーに行
     ったときでした。ボルドー市内にある、オーストラリア人が
     経営するフレンチレストランへ行ったときのことです。

     ワインリストを見ていると、桁外れに高いスペインのワイン
     がありました。ちょうどそのときに情野ソムリエをはじめ、
     ワイン業界中のプロが集まっていたのですが、もちろん私も
     含め、そのワインについてだれも知りませんでした。

     私はさっそくスペルで「PINGUS」と手帳に書き留めて
     おきました。レストランのオーナーに、そのワインリストを
     指差し、このワインはどんなワインなのかを訪ねても、とに
     かく「丁寧な造りをしており、数量が少ないワインだ」とい
     うことしかわかりませんでした。

     そして帰国後、1週間もたたないうちに偶然そのワインの入
     荷のお知らせがインポーターから入り、正体もまだわからな
     いうちにとびついて買ってしまったのがこのワインです。

     実はそのときも入荷数が驚くほどに少なく、2本しか分けて
     もらえませんでした。しかも1本6万円です!

     今回の1997年ヴィンテージも、実は日本に10本程度し
     か入ってきませんでした。どうにか3本抑えたのですが、何
     せ3本です。イーエックス・ワイン史上(といっても1ヶ月
     ですが)、これほどまでに早い者勝ちを余儀なくされたワイ
     ンはありません(笑)。売り切れの際はごめんなさい!

■デンマークのピーター・シセックさんが造る幻のスペインワイン ―

     ウン十万円という価格がつくカリスマワイン「ウニコ」を産
     出するリベラ・エル・デュエロ。その土地で若いデンマーク
     人のワイン生産者、ピーター・シサックさんが造った桁外れ
     の実力を持つワイン、それがドミニオ・デ・ピンガスです。

     「ピンガス」とは「ピーター」のデンマーク語の愛称だとか。
     ヨーロッパの漫画に登場するとかで有名なんだそうです。ワ
     インの個性とは正反対に、とてもかわいらしいですよね(笑)
     。

     今日ご紹介するのは1997年ですが、96年は350ケー
     ス、95年にいたってはたったの325ケース(3900本)
     しか生産されていません。どれだけ「幻」だか、これで伝わ
     りましたか?

     さすがにお値段もはってしまいますが、このワインにはそれ
     以上の価値があります。

■その造り方 ―――――――――――――――――――――――――

     デュエロ河上流にあるリベラ・デル・デュエロの中心部に位
     置する畑に植えられた、樹齢60年余りのテンプラニーリョ
     種が原料となっています。このリベラ・デル・デュエロは今
     スペインでいちばん注目を浴びている地域として、ヨーロッ
     パだけでなく、アメリカ、日本などでも有名ですよね。

     原料となるテンプラニーリョ種は、スペインやポルトガルで
     栽培される黒ぶどう品種で、地方ごとにその方言で呼ばれる
     のでさまざまな名前を持つ品種として知られています。ちな
     みにリベラ・デル・デュエロでは「ティント・デル・パイス」
     と呼ばれます。ほかにも「ティント・フィノ」、「センシベ
     ル」、「ウル・デ・リェブレ(うさぎの目)」なんていうの
     もあるんです。

     そのテンプラニーリョの畑で、収量は1ヘクタールあたりな
     んと1,25トン以下! つまり、このワインに使われるの
     は1本からわずか500グラム程度のぶどうしか使わないと
     いうことになります。

     ちなみに1本のワインに必要なぶどうは1本のぶどうの木か
     らとれるというのが一般的です。それだけでも凝縮されてい
     るのが伝わりますよね。

     醸造は流行の言葉で言うならば「新樽200%」です(もう
     流行ってないですか?)。新樽でマロラクティック発酵を行
     い、それからまた新樽へ移し変え、熟成させます。赤ワイン
     ではめったに行われることのないバトナージュ(澱をかき混
     ぜること)も行い、樽の要素をしっかりと抽出しています。

     それだけ「凝縮したワインを造ろう」とすると、どうしても
     エグみやバランスのバラつきが出てきてしまうのですが、そ
     こはピーター・シセックさん。きちんと研究されていて、出
     来上がったワインはすばらしいものになっています。

■とにかく濃い! ―――――――――――――――――――――――

     星の数ほどある赤ワインの中で、ここまで光を通さない濃い
     色調を持つ赤ワインはなかなかありません。それほどまでに
     濃いのです。黒に近い深い深いルビー色をしたその液体の入
     ったグラスからは、黒スグリや煙草の葉のようなスモーキー
     な香りや香辛料の香りがこれでもか! というほどに力強さ
     を主張します。

     その香りにワクワクして口へ注ぐと、凝縮されたような、ふ
     くよかな感触のとろりとしたワインが口の中へ拡がります。
     タンニンもしっかりと存在するのですが、たっぷりと果実の
     エキスが詰まっているので渋みだけが突出することは決して
     ありません。

     若々しいながらも、すばらしいバランスを保つので今すぐ飲
     んでもじゅうぶんにお楽しみいただけます。

     96年や98年に比べると比較的やさしい出来栄えの97年
     ですが、それでも熟成のピークを迎えるのは2012年頃だ
     と言われています。ピンガスの力強さを改めて再確認しちゃ
     いました。

     ご自宅で召し上がるときは常温か、少し冷やして飲むと美味
     しいと思います。しっかり味付けをした赤身のお肉やチーズ
     とよく合いますよ。栓を抜いてから1時間ぐらいしてから美
     味しくなり始めます。

     もちろん、これだけ「詰まった」味わいがするワインですか
     ら、翌日はもっと美味しいかもしれません(私は一晩で飲み
     干してしまいました)。

     次はいつ入荷できるかわかりませんので、このチャンスを見
     逃さないで下さいね! たったの3本しか入荷できずにごめ
     んなさい!

■このワインはこちらから ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ドミニオ・デ・ピンガス 1997
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Dominio de PINGUS 1997
販売価格:42.800円/商品コード:7800194/販売本数 3本限定
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00003085&commandid=045

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■ 4:普段の生活の中にある何気ない夏の香りを……。     ■
■   シャトー・ド・トラシィ プイィ・フュメ 1999   ■
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★シャトー・ド・トラシィ プイィ・フュメ 1999
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Ch de Tracy Puilly Fume 1999
販売価格:2.550円/商品コード:7517009
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00002851&commandid=045

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■ビールじゃなくて白が飲みたい! というときこそ ―――――――

     最近のうだるような暑さにまいっていませんか? この暑さ
     では食欲ももちろん落ち、「料理をしよう」という気にもな
     んだかなれないし……。
     それでもお酒ばっかりは別。ビールみたいに、ググーっと何
     かを飲みたいなんてとき、ありませんか? そんなときにお
     勧めなのが、今回ご紹介するプイィ・フュメです。

     プイィフュメは、パリから南西に向かって約150キロのとこ
     ろに位置するロワール地方の、中央フランス地区といわれる
     内陸側に位置するアペラシオンです。

     一般的にロワールの白ワインというと栽培地としては北にあ
     りますから、酸味が豊富でアルコール度数も10度前後と低め
     の飲みやすいタイプのもの産出します。

     そんな中、このフュメはまた少し違います。爽やかで飲みや
     すい。でも、凛とした芯のようなものをしっかりと持ってい
     ます。ブルゴーニュのシャブリにあるような心地よい苦味が
     あり、ロワールならではの力強いすっきりとした酸味もバラ
     ンスよく存在します。シャブリのいいところを少しスパイス
     としてもらい、さらにロワールならではの長所を最大限に表
     現できているのがこのフュメなんです。

■4世紀にもわたる歴史 ――――――――――――――――――――

     シャトー・ド・ドラシイは1580年から4世紀にわたって
     ぶどう栽培が受け継がれている由緒あるぶどう畑を持ってい
     ます。現在はその伝統を受け継いでいるのは、デストゥィト・
     ダサイ伯爵夫人。

     ロワールの畑は、ブルゴーニュに比べ、樹も細く、剪定もき
     ちんされていないように思われますが、このトラシィの畑の
     樹は平均樹齢22年のかなり手入れされた古樹が整然と並ん
     でいます。

     25ヘクタールにおよぶぶどう畑は南西を向き、日当たりは
     充分、土壌は優れたワインを生み出すキンメリジャン(※)。
     さすが4世紀にわたって受け継がれてきただけある畑です。

     ※キンメリジャン……表土が白い石灰質土壌。太陽光を反射
     するので充分な日照が得られる。

■ソーヴィニヨン・ブラン100% ―――――――――――――――

     プィイ・フュメは、ソーヴィニヨン・ブラン100パーセン
     トのワインです。

     このソーヴィニヨンブランを使ったワインは、味わいが大ま
     かにわけて2つの特徴を持っています。

     ひとつは、トロピカルな香味が強調されたもの。もうひとつ
     はハーブをイメージさせるスパイシーな香味のものです。

     トラシィのプイィ・フュメは、ぶどうをしっかりと完熟させ
     てから収穫することで、この2つの個性を上手に同居させた
     魅力あるタイプに仕上げてています。

     そして、このソーヴィニヨン・ブランというのはとっても使
     い勝手の良いワインでもあるんです。

     冷蔵庫に冷やしておけば冷たい料理でも、温かい料理でもド
     ンとこいの万能選手。価格もブルゴーニュワインに比べれば
     とてもリーズナブルです。とても役立ち、便利でコストパフ
     ォーマンスも見事なワインのひとつです。

     穴子のてんぷらに塩をちょっとつけて、とか、しそ、みょう
     がをたくさん使った冷製スパゲッティなんてあわせてみたい
     メニューです。そうそう、鮎の塩焼きも!

     畳の井草の香り、蒸れた草の香りなど、普段の生活の中にあ
     る夏の何気ない匂いまでも、一緒に楽しめてしまうワインだ
     と思います。ぜひ、お試しくださいね!

■このワインはこちらから ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★シャトー・ド・トラシィ プイィ・フュメ 1999
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Ch de Tracy Puilly Fume 1999
販売価格:2.550円/商品コード:7517009
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00002851&commandid=045

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■                              ■
■ 5:不作の1974年の中でも群を抜いてすばらしいパルメ。 ■
■   シャトー・パルメ 1974              ■
■    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              ■
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★シャトー・パルメ 1974
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Chateau Palmer 1974
販売価格:13.800円/商品コード:7800030/販売本数 6本限定
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00003084&commandid=045

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■ボルドーはマルゴー村のシャトー・パルメをご紹介です! ――――

     「ワインはあまりわからないのだけれど」っていう方でも、
     マスコミなどを通じて一度は名前を聞かれたことがある、そ
     んな有名な村が「マルゴー」。

     話題作にもなったあの「失楽園」で、主人公が自殺するとき
     に最後に飲んでいたのがこの村のシャトー・マルゴーです、
     といえば、ピンとくる方も多いのでは?

     このマルゴーという村のアペラシオンで、第3級に格付けさ
     れているのが、このシャトー・パルメ(実際にはイッサン村
     にあります)です。

     マルゴーのワインの特徴をあえて一言で言えば、「エレガン
     トであること」だと思います。

     他のボルドーの有名な村のワインが、たくましい力強さのあ
     る男性的なものとすれば、対してこのマルゴーのワインは、
     女性的であるといえます。

■マルゴーらしさを極めているのがパルメです ――――――――――

     シャトー・パルメは、優雅でエレガントなスタイルをもつマ
     ルゴーのワインの中にあって、最もエレガントであると言わ
     れています。

     また、この村の第1級ワインであるシャトー・マルゴーは1
     978年頃まで不振に見舞われていました。そんな中、実質
     的な「マルゴーの代名詞」としてマルゴー村の名声を守りぬ
     いたのは何を隠そうこのシャトー・パルメです。

     そんな理由から1978年以前のマルゴー村のワインを選ぶ
     ならば(今回ご紹介の74年ももちろん)シャトー・パルメ
     を選ぶのが賢いのではないでしょうか。

■スーパーセカンドとは? ―――――――――――――――――――

     第2級以下にランクされているシャトーのうち、第1級に格
     上げされてもおかしくない品質と言われるようなすばらしい
     ワインを生み出すシャトーが「スーパーセカンド」と呼ばれ
     ることがあります。

     例えば現在第1級に格付けされる「シャトー・ムートン・ロ
     ートシルト」も、1972年ヴィンテージまでは第2級でし
     た。これも当時の「スーパーセカンド」という位置づけだっ
     たといえます。

     さて、「スーパーセカンド」と呼ばれるワインは、ほとんど
     が第2級に格付けされているワインですが、このシャトー・
     パルメは第3級ながら、常に「スーパーセカンド」と呼ばれ
     続けてきました。

     その実力の裏付けでしょうか、実際にパルメが取引される価
     格は、第2級の上位のものと肩を並べているのです。

■パルメのエレガントさの秘密 ―――――――――――――――――

     パルメには良い年も悪い年も、常にベルベットのような滑ら
     かな舌触り、口に含むと柔らかくて口一杯に広がるような豊
     かな果実味、しつこくベタつかないエレガントな余韻、とい
     った特質があります。

     この柔らかさ、エレガントさ、フィネスの秘密を、オーナー
     さんに聞いてみたことがあります。

     私はその理由を、パルメがメルロー種を多く使うからかなぁ
     と思っていたのですが、どうやら違うようです(シャトー・
     パルメではメルローを約30?40%使い、対してシャトー・
     マルゴーでは10?20%です)。

     「ボルドー右岸にはメルローを100%使うワインも沢山あ
     りますが、力強く男性的なワインも沢山あります。エレガン
     トといったワインの特質は、ブレンド技術ででるものではあ
     りません。テロワールが表現されているのです」

     なるほど。納得。

     ちなみに、テロワールとは「土地固有の性格」といった意味
     合いです。

     畑の向きや傾斜とか川や海からの距離などの「地形」や、雨
     や風などの「天候」、粘土質、砂質といった「土壌」、など
     など畑の性格をきめる多くの要素を包括したフランス語なん
     です。

     ご説明によれば、パルメの畑のテロワールにあわせたぶどう
     を植えて、その特質が最大限に出るようなブレンドをすると、
     パルメのスタイルになるのだそうです。

     人とテロワールは、テロワールを表現するためのパートナー
     のようなものであって、人の手によるブレンドなどの醸造技
     術によって、味わいやエレガントさがでるわけではないのだ
     とのこと。

     つまり「醸造や栽培の技術」が先にありきでなく、「テロワ
     ールの特質にあわせた醸造や栽培方法をとる」ってことなん
     ですね。

     さすがこんな高名なシャトーのオーナーさんですよね。

     私も「技術」で規格的に造られたワインよりも、「大地の声」
     に人が対応して造ったというワインの方が好きです。

     いろんな国のいろんな土地の個性から産み出されるワインっ
     て、いろんなバリエーションがあって楽しいのでは? と思
     っています。

■1974年(昭和49年)という年 ――――――――――――――

     この1974年は、マルゴー村で一番優れたワインのひとつ
     を造ったのはパルメであるのは間違いありませんが、残念な
     がらそれ以前にボルドー全体が不作だったのです。

     春も夏もすばらしい天候で、「これはすごい年になる!」と
     言われていたのが急転直下、秋の天候不順であまり良い出来
     とならなかったのです。

     しかし、そこでパルメのオーナーの言葉を思い出してみたい
     と思います。

     その年、その年のテロワールの良さが表現されていれば、こ
     んなに愛すべきヴィンテージもないと思うのです。その分、
     お値段もお求めやすいですから(小声で)。

     1974年はすごく良い年でもありませんでした。世界中で
     すでにこのヴィンテージは飲み尽くされてしまって、状態の
     良いものを見つけるのがとても難しい年なんです。

     すでに飲み頃のピークといえる時期は過ぎていると思います
     が、さすがにパルメ、まだまだ古酒としての楽しみができる
     ワインです。

     あともうひとつ、この1974年を愛してあげたい理由があ
     ります。

     実は、私の娘のバースデー・ヴィンテージなんです(今年2
     7歳になります)。私にとって1974年は人生で色々なこ
     とがありました。結婚をしたのも1974年です。その暮れ
     に初めて出産を経験しました。27年前、みなさんはどんな
     思い出がありますか?

     ちなみに私の母に言わせると長嶋茂雄さんの引退もこの年で、
     巨人ファンである母にとっても思い入れのある年だそうです
     (笑)。

     そんなたくさんの思い出たちがこもったこの1974年のシ
     ャトー・パルメ。私も大切にとっておいたワインなんですが、
     そろそろ飲み頃の終焉を迎えようとしています。気持ち的に
     は「腐ってしまってもとっておきたい」ところなんですけれ
     ど、やっぱり27年の年月を楽しめる方に飲んで楽しんでい
     ただきたい。ということで、ここで大放出しちゃうことにし
     ました。

     ・1974年に生まれた方!
     ・お友達やご兄弟や恋人が1974年生まれの方!
     ・1974年にご結婚された方!
     ・ご両親が1974年にご結婚された方!

     娘のバースデー・ヴィンテージということもあり、本人もた
     くさん探したようですが本当に見つけることが出来ずにいた
     ようです。奇跡的に見つけても保存状態がよくなく、味その
     ものは楽しめなかったとか……。

     それだけ見つけることのできない年ですから、ぜひこの機会
     にお求めになってくださいね!

     ※すでに古酒の状態です。お求めの際は「クール便」のご指
     定をされることをお勧めいたします。

■このワインはこちらから ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★シャトー・パルメ 1974
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Chateau Palmer 1974
販売価格:13.800円/商品コード:7800030/販売本数 6本限定
http://www.exwine.net/servlet/csb?shopcode=00000001&sku=00003084&commandid=045

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■■6:チェック! 次号のレアワイン、スポットワイン予告■■■■

毎月第2木曜日はプロフェッショナル・ワイン・コラム「ソムリエズ・
カフェ」から、佐藤陽一ソムリエの登場です。「アルティザナール」で
はソムリエの「職」であるサーヴィスについてのコラムとなっています
が、次回はやはりソムリエの代名詞ともいえる「テイスティング」の仕
方についてです。佐藤ソムリエの楽しいHow Toをお楽しみに!

■次回のレアワイン、本数限定入荷のスポットワイン ―――――――

     ★ダーレン・ベルグ デッドアーム 1998
     ★シャトー・ソシアンド・マレ 1970

■■7:あとがき ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

明後日(7月12日)からカリフォルニアへ行ってきます。サテライト・
カリフォルニア担当の康子キャドビーさんとずっと一緒に過ごします。
どうやらトゥール・ダルジャンの石田博ソムリエもご一緒してくださる
ようです。むこうでたっくさん情報を仕入れてきますから楽しみにして
いてくださいね!

でも相変わらず荷造りはおろか、仕事の整理もきちんと出来ていない状
態です……(涙)。


イーエックス・ワイン
永野寿子

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